いま見てみたところ、1981年 ゴールデンハーベストグループ、
カラー104分 製造発売は株式会社ポニーとなっております。
もちろんカンフーアクションもまさに武術家の動きで、
その点では手抜きなしです。
でも、そのカンフー自体現在で言うところの気功から派生したものだったりします。
本来は気功を正確に行うための基礎トレーニングとされていたようなのです。
そして、気功は仏教で言うところの悟りを得るための修行そのものなのだそうです。
悟りを目的としている修行者(日本で言うところの行者とか修行僧)は
目的が目的なので、その能力は人間のものではないところまで達しているそうですが
目的が目的なので、その能力を他人に見せることはないそうです。
そりゃあそうですね、よってたかって修行のジャマされちゃいますから…
修行の基礎トレーニングたるカンフーですが、それでも健康や
戦(武術ですから)、もちろん仕事(健康ですから)、長寿(健康ですから)と
一般人には十分に人生全般に利するところが大きいものだったんですね。
また気功は肉体内に発生する充実感を感じさせるエネルギーを強化し、
そのコントロールをできるようにする練習のためだそうですから
そのための直接的な方法として、
針灸や漢方(大陸では「中医学」と呼ばれているようです)が
深く研究され発展したようなのです。
コレひとつをとっても恐るべき超実用的学問といっていいでしょう。
それを、修行を行った人間離れした頭脳と肉体、感覚を持つ人が
それこそまるで人知れず実践していたのですから
大陸古代文化恐るべし、であります。
そのあたり深遠たる大陸の古代文化を想像しつつ楽しむと
とってもイイかと。
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