風レンズ…何?
そう思うと思いますw
風力発電です。
何年も前から興味は持っていましたが
都内のアパートの1Fでは小型のおもちゃみたいなのでも
クレームがきそうで作る気にもなりませんです…
さて、
風レンズ ですが、
どういったものかといいますと
九州大学 流体科学研究室で研究されて成果の出たプロペラ式(水平軸型)の
風力発電機のプロペラ効率を一気に最大4〜5倍に高めてしまう
機器です。
…何のこっちゃわかりませんねw
確か、3年ぐらい前から知ってはいたんですが
プロペラの外側を覆うシュラウド状のパネルで、
後ろの方がわずかに直径が大きくなっており
後ろの端に平らなつばがついているという
科学技術によくある一般常識をくつがえす形状をしております。
風の入り口より出口の方が広いんです…
こういう形状にすると、プロペラの後ろ側の気圧が下がり
風の抜けがよくなりプロペラ回転数がぐんとあがるのだそうです。
言葉で表現するのは難しいですな〜
これのいい点はもちろん同じサイズのプロペラで出力(プロペラ回転数)を
4〜5倍に増やせるところ。
さらに、プロペラ外周の外側に固定設置するため、
強風によるか回転でのプロペラ破断時に破片が吹っ飛ぶのを
ガードできる。安全性アップですね、
そして、シュラウド状の覆いになるためと思われる
プロペラ騒音の低減。意外とプロペラの回転音というか
風きり音ってうるさいらしいです。(高回転型のは特に…)
ネット上で見かけたきり、なんだかそのペ−ジもみあたらなくなってたり、
実用化された話もとんと聞かなかったので
どうなったのかなーと思ってたら
最近、
某社で実用化されたそうで
今後、採用されるところが増えてくれば面白いことになりそうですね
低風速でも発電量を増やせるのは間違いないようなので
なんとか大型機にも採用されたら飛躍的に発電量が増えて…
おおっ、それなら落雷によるプロペラ破損も防げるかも…
シュラウドのてっぺんに避雷針立てたりして…
見たいな〜楽しみだな〜
そのうち、巨大な輪っかが立ち並ぶ風景が見れるようになるかもw
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